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機能性甲状腺腺腫の原因・症状・治療|甲状腺の病気について機能性甲状腺腺腫(プランマー病)とは、甲状腺にできた腫瘍やしこり(結節)が、甲状腺ホルモンを過剰に分泌し、その結果、脳下垂体からの甲状腺刺激ホルモン(TSH)の分泌が抑制されます(ネガティブ・フィードバック)。甲状腺ホルモンの分泌において統制がとれなくなり、甲状腺の正常組織の機能が失われてしまう疾患です。ネガティブ・フィードバック=血中濃度が上昇すると、対象ホルモンの分泌抑制がかかることを言います。逆に血中濃度が低下、対象ホルモンの分泌が促進されることをポジティブ・フィードバックと言います。 |
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機能性甲状腺腺腫の症状冒頭で申し上げた通り、機能性甲状腺腺腫は甲状腺にできた良性腫瘍(結節)が甲状腺ホルモンを過剰に分泌し、その結果、甲状腺としての機能が失われます。症状は、そのほかの甲状腺機能亢進症の症状と同じで、甲状腺ホルモンは、体の新陳代謝を活発にするホルモンのため、甲状腺ホルモン過剰の状態では、一見生き生きとして皮膚のツヤもよく、元気そうに見えます。しかし、新陳代謝が異常に活発であるということは、エネルギーの浪費を意味しています。例えば、安静時でも、走っている時と同じくらいエネルギーを消費する程です。この理由から、とにかく疲れやすい、いつもゴロゴロしている、というのもこの病気の人に多い症状です。 また、甲状腺ホルモンの過剰(甲状腺機能亢進症)の代表的な症状が動悸です。エネルギー代謝も症状として大きなものですが、動悸に伴う息切れも多い症状で、寝ていても動悸が気になって眠れないというケースもあります。 機能性甲状腺腺腫の検査(診断)診断には、ヨードによるシンチグラフィーを用います。シンチグラフィーとは放射性ヨードを使う画像検査です。これによって、腫瘍の部分にヨードが強く集まる、甲状腺の正常部分にヨードが入らない、などが判明すれば、プランマー病と診断されます。機能性甲状腺腺腫の治療手術による腫瘍の摘出が必要になります。ほとんどのケースが良性腫瘍で、甲状腺癌は極めて稀です。手術前に甲状腺ホルモンを低下させておかなければなりませんので、抗甲状腺剤を服用する必要があります。腫瘍が大きくなければ、PEIT(アルコール治療)も可能です。PEIT=エコーガイド下細胞診の技術を応用して、エコーガイド下で良性結節に直接薬剤を注入する治療法です。薬剤は主にエタノールが現在用いられています。 |
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